昨日、希望学生100人を対象に、イタリアからの特別講師による「オリーブオイル・テイスティングセミナー」を

行いました。

日本でもすっかり使う機会も増えたオリーブオイル。

でも、良いオイルの選び方、正しい保存方法、また適した使い方についてはあまり知られていません。

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服部学園では、以前より定期的にオリーブオイルソムリエを目指す方へ向けた、

オリーブオイルのセミナーに協力をしてきました。そのご縁が今回のセミナー開催へとつながっています。

 

今回のセミナーでは、オリーブオイルの世界的第一人者“ドゥッチョ・モロッツオ・デッラ・ロッカ氏”をお招きし

テイスティングを通して、オリーブオイルについて分かりやすく教えて頂きました。

氏と服部津貴子会長

ドゥッチョ・モロッツオ・デッラ・ロッカ氏と服部津貴子会長

 

国際的な評価項目には、「欠点」、「フルーティーさ」、「苦味」、「辛み」の4つがあり、

一つひとつ味を見ながら、品質をチェックしていきます。

見た目だけの判断は難しく、やはり1品1品地道な味見が必要なのです。

 

今回はイタリア産のそれぞれ特色のある3つのオイルと日本のスーパーで購入した“エキストラバージン”の

オイルの計4つをテイスティング。香りをかぐ際も、正統の方法があり、カップの底を温め側面にオイルを

回しながら広げると香りが広がりやすくなります。

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香りを嗅いで味見をすると、辛みの効いたものから、青み野菜の匂いがするものまで実にさまざまな風味です。

氏いわく、今回スーパーで購入した日本産の“エキストラバージン”は本当は基準を満たしていないそうです。

確かに、他と比べ明らかに風味が乏しい印象。日本ではEXVの基準がまだまだ甘いとの事でした。

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最後の質問タイムでは、またとない機会ということで、

たくさんの質問が飛び出し、学生のオリーブオイルに対するの関心の高さがうかがえました。

 

シェフになる学生達には自分でオイルの良しあしを判断してほしいと、ドゥッチョさん。

普段から、本物の料理をつくるには、しっかりした材料が必要。

服部学園では、食材についても学びます。