9/12(月)希望学生を対象に、映画「築地ワンダーランド」の服部学園特別試写会が行われました。
試写会後には、監督の遠藤尚太郎氏、映画にも登場する仲卸の島津氏、服部校長によるトークイベントもひらかれ、
参加した学生にとっては築地で働く人の仕事に対する姿勢や築地を取り巻く状況など、
多くのことを感じる機会となりました。
現在、市場移転に関するニュースで大きく話題を集めている“築地”。
約80年前、当時の最先端建築技術を駆使し、広大な敷地を使い完成した築地市場。
以降「世界一のフィッシュマーケット」として、日本の食卓を支え続けてきました。
みなさんは、築地についてどのくらい知っていますか?
遠藤監督も「知っているようで知らない築地に興味を抱き、興味を持ち調べていくうちに、
そこで働く人にフォーカスを当ててそのエネルギーを表現したいと思った」と
試写会終了後のトークイベントにて、この映画を撮るきっかけをお話しされていました。
この映画では、長い歴史の中で確立された混沌としているようでありながらも整然とした秩序、
ピンと張り詰めてた空気のなかでも、とても温かく、魚を想う仲卸の人たちの仕事の様子が、
美しい映像とともにテンポよく描かれています。
仲卸の人たちの魚に対する真摯な想いと仕事から伝わる生き様は、
服部校長も「20回泣いた」と話すほど感動的です。
トークイベントの終盤には、島津氏より、「料理人になるみなさんにこそ見てほしい映画。
市場に通い、良い仲卸のパートナーを見つけることが、
料理人にとってすごくプラスになる」とエールも頂きました。
料理人の方、料理を志す方はもちろん、魂を込めて仕事に打ち込む仲卸の方々の生き様は
たくさんの方の感動を誘うことと思います。
10/1(土)築地<東劇>先行公開 / 10/15(土)全国ロードショー 必見です!!