こんにちは。調理師科1年の朝野です。
私は昨年まで小売店で販売等の仕事をしていました。
しかし自分の作ったもので沢山のお客様を笑顔にできる調理師になりたいと思い、思い切って調理の専門学校に通うことにしました。
服部には様々な年代の生徒が通っており、年齢で諦めることなく夢に向かって学べる環境が整っています。
今回は、中華の調理実習の様子をおとどけします。
この授業では、中華の池田先生に見ていただきながら、八珍炒麺(五目焼きそば)のデモなし実習を行いました。
デモなし実習とは、先生の説明とデモを見て実習をした後日、同じメニューを先生の説明なしで班員だけで協力して完成させる授業です。
本日のメニュー
◯八珍炒麺(五目焼きそば)
◯杏仁豆腐
授業のポイント
班員がそれぞれのメモを見比べ作り方を確認し、班で協力して仕上げる実践的な授業です。
開始時刻と完成時刻が決まっており、時間内に間に合うように、そして完成時刻に1番美味しい温かい状態で完成できるように調理をします。
全班分の食材が並んでいます。
分量は掲示されているので、各班必要な分を取りに行きます。
調理開始の時刻までに必要だと思われる機材の準備をしたら、作戦会議です!
教科書やノートを見て、調理手順の確認や何分になったらこの作業に取り掛かろうなどと決めました。
それでは調理開始です!
まずは八珍炒麺の野菜などを切っていきます。
並行して中華麺の準備を。
蒸し器の中に中華麺を入れ、6〜9分ほど蒸していきます。
蒸した麺は茹で、ザルで水を切ります。
杏仁豆腐も作っていきます。
火を止めゼラチンを溶かしたら、カップに移して冷やしていきます。
八珍炒麺の具材のカットや下茹でが終わりました!
時計をチェックし、そろそろ仕上げに入っていきます。
中華麺を揚げ焼きしている横では上にかける餡を作っています。
盛り付けをします。
美味しそうに見えるように調整中。
完成!
時刻ちょうどに仕上げることができました。
それでは試食です。
今回は先生のデモや助言なしでしたが、前回の実習を活かして餡の硬さや塩加減の改善ができました。
杏仁豆腐は寒天やゼラチンの溶け残りなどなく、滑らかに仕上げることができました。
先生からの総括では「時間に余裕のある設定であったが、みな時間を意識し作業をすることができ
完成時間少し前に仕上げることができていた。」とのことでした。
教えていただきながら作る時とは違う緊張感がありましたが、班で協力していい仕上がりになり満足です。
就職して現場で調理をする際も、初心を忘れずにチームで協力して頑張っていきます!