服部学園では鹿児島県と協力し、
12月に栄養士科の学生、1月に調理ハイテクニカル経営学科の学生を対象に
鹿児島県の農畜産物を使用した「かごしまの「食」体験授業」を実施しました。
栄養士科学生の授業では、「グリーンピース」を題材に、
鹿児島県産の「まめこぞう」と冷凍の海外産のグリーンピースの食べ比べや、
リモートで鹿児島の農家の方と繋がり意見交換などを行いました。
鹿児島県産 の「まめこぞう」は豆臭さが少なく甘味の強い品種
まんまるな実がぎっしりと詰まっているのも特徴の一つ
茹でたグリーンピースをジャムにして、クラッカーに乗せて試食
試食した学生からは「もともとグリーンピースは苦手だったけど、まめこぞうなら食べられる」や「美味しかった」「苦手が克服できた」と大好評!
農家の方とリモートを通じての交流も。農家の方への感謝や食材を大切にする心などを再認識する機会ともなりました。
調理ハイテクニカル経営学科の授業では、
西洋料理・日本料理・中国料理・製菓製パンの各ジャンルに分かれて実習を行いました。
西洋料理では鹿児島県産「新ごぼう」と「黒さつま鶏」を、
日本料理と中国料理は鹿児島県産「新ごぼう」を、
製菓製パンは「大将季(だいまさき)」を使って、それぞれ食材の特性を活かしたメニューを作りました。
西洋料理・日本料理・中国料理で使用した、鹿児島県産「新ごぼう」は、えぐみが少なく柔らかな食感が特徴!
鹿児島県の方から、鹿児島の農畜産物についての講義をしていただき、学生たちはメモをとりながら熱心に聞いていました。
西洋料理「黒さつま鶏のグランメール」と「新ごぼうのスープ」
日本料理「新ごぼう饅頭」と「穴子の柳川風」
中国料理「新ごぼうと鶏肉の辛子炒め」
製菓製パンで使用した「大将季(だいまさき)」は一般的なデコポンと比べ、色が鮮やかさが特徴です!
製菓製パン「大将季のヴェリーヌ」と「大将季のタルトレット」
また2月1日には鹿児島県の方やマスコミ、専門誌の方などをお招きし、
かごしまの「食」をPRするイベントを開催しました。
学生2名が代表して授業で行った内容の報告を行いました。
本校教員が、鹿児島県の食材を活かして考案したメニュー全13種類をご紹介。
全てのメニューを試食した服部校長も、「鹿児島の野菜は力がある」と大絶賛!
今回ご紹介したメニューは一般家庭でも作れるようなメニューとなっており、鹿児島県のHPにて確認することができます。 今回使用した食材は東京のスーパーで手に入る食材です。ぜひレシピを見てチャレンジしてみてくださいね!