こんにちは!
パンや料理を作ること、そして食べることも大好きな栄養士科1年の小林香澄です!
大切な人に料理で楽しんでもらい、健康でいてほしいという理由から、
調理のできる栄養士になりたいと思い、ここ、服部に入学しました✨

今回は冬になるとついつい食べたくなる肉まんと、おつまみにもピッタリな揚げワンタンの
実習についてお届けします!

今回は中華の池田先生から生地を作る際のポイント、肉まんの包み方、
ワンタンを揚げる際の温度管理の仕方などを学びました。

<本日のメニュー>
● 肉まん
● 揚げワンタン

肉まんの生地である、饅頭(マントウ)は中国の蒸しパンであり食事として食べることが多いそうです!

今回の生地は薄力粉 2 : 強力粉 1の割合でした。

薄力粉多い→柔らかい生地
強力粉多い→固い生地
になります。

生地には砂糖も含まれているので、ほんのり甘い生地ができます。
砂糖は甘味を与えてくれるだけでなく
● 保水性がある
● イースト菌のエサになりグルテン形成をし、膨らんでくれる働きがある

そして一緒に入れる、塩にはコシを生む効果があります。

<デモンストレーション>
肉まんの生地と肉まんとワンタンのそれぞれの餡を準備していきます。

しっかりと捏ねることで生地が縮んでしまうことを防ぐことができます!

ワンタンの餡には背脂を入れ、コクと旨みをプラス。
エビ🦐はざく切りにすることで、食感を良くできます。

ワンタンは一般的にスープの上に浮く雲のようであることから、「雲呑」と表します。
中国の四川では「抄手」(chao shou)とも呼ばれていて、腕を組むという意味になることから、
人が腕を組んだように包んでいきます。

そして肉まんを包むときは、餡を抑えながらひだを作り、上に持ちあげることがポイント!と教わりました。

<実習>

今回、餡に使用している豚肩ロースは赤身と脂身のバランスがよく、ジューシーになります!
全ての材料を合わせたらよく混ぜ、少し叩きつけることで餡に調味料の馴染みが良くなります。

生地を伸ばす時は中心が少し厚くなるように、外側に薄く伸ばします。
麺棒を前後に動かし、中央ほどで止め、押す時に力を入れて伸ばすのがポイント!

実際に包んでみると肉まんのひだを綺麗に出しながら、包むことが難しかったです。

ワンタンを揚げる際のポイントは温度管理!
高温すぎてしまうと餡に火が通らず、低温すぎると皮が硬くなってしまうので、
箸で油の泡を確認し、160℃ほどで揚げます。

予熱でキツネ色にするので、一歩手前で揚げることが重要だと学びました。

肉まんも蒸しあがりました!完成です✨

今回のワンタンにはケチャップ、マヨチリソース、山椒塩でいただきます。
ほんのり香りがする山椒塩は私のお気に入りでした!

試食タイム、冷めないうちにいただきますー!

ワンタンの皮が余ってしまったら、三角にカットし揚げ、サラダにトッピングすることもできると教わりました。
今回学んだ肉まんの生地で野菜たっぷりの餡を包んだり、揚げワンタンはさつまいも、りんごの餡を包んで
保育園などのおやつにも良いなと感じました。
また献立作成の授業では食材の油の吸油率なども学んだので、それを活かして
自分なりの美味しい献立を立てていきたいと思います!

今日もごちそうさまでした!