卒業生の声 白井 裕さん

Graduate's Voice

調理師になりたい!
パティシエになりたい!
やっぱりその思い、
あきらめなくて正解でした。

フランス料理HANZOYA
白井 裕さん

調理師科夜間卒(2004年9月)

横浜らしさにこだわり、地元や国産の食材を使っていて、ウェディングの会場としても注目の的。 近くにはケーキ屋さんやパン屋の姉妹店も持つ、フランス料理レストランHANZOYA。今回はそこで活躍する白井さんを訪ね、学生時代のことや仕事への思いを聞きました。

アルバイト先での出会いがあって今がある

HANZOYAに就職して5年目の白井さんは、「料理好きの親の影響で、料理の仕事には幼い頃から興味があった」と言う。

でも、事情があって高校を中退し、興味とは全く違う電気工事の仕事に就いていた。ところがリストラで失業。やむなく始めた飲食店でのアルバイトで、服部の学生に出会った。

「その人から話を聞くうちに、やっぱり自分も調理師になりたい、服部で勉強したいと思うようになりました」と白井さん。そして、20歳で再出発した。アルバイトをしながら服部の夜間部に通う。その日々は「週末も仕事で休みなし。でも、学校はとても面白く、充実していました。

有名シェフをはじめ、業界の第一線の方々がデモやお話をしてくださる授業にはもう釘付け。特に実技の授業が楽しくて大好きでした」。クラスメイトたちとは一緒にレストラン巡りもしながら、料理への思いを熱く語り合った。その時は18歳から55歳まで、様々な仲間がいて、その交流からは料理以外にも学ぶことが多かった。そしてその交流は今も続いているという。

HANZOYAへの就職を決めたのは、「レストランと披露宴の料理、両方を経験できるから。また、食材へのこだわりに 惹かれたからです」。実際に最近になって、レストランの焼場担当から披露宴担当に変わっている。そして、「やる気があれば何でもやらせてもらえる。チャンスが多いのもこの店の魅力です」と目を輝かせる。

将来の夢は、自分のビストロかブラッセリを出すこと。その目標に向けて、確かな歩みを進める姿が見てとれた。

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