卒業生の声 T.Y.さん

Graduate's Voice

お客様に喜んでもらうこと、メンバーが楽しく働くこと。関わるすべての人を幸せにする、やりがいのある仕事です。

株式会社オリエンタルランド
T.Y.さん

調理師本科(昼1年)/2022年3月卒業

T.Y.さん

調理師を目指したきっかけはいつ頃、何がきっかけでしたか?

もともと食べることが大好きでした。そして人に喜んでもらうことが好きでした。中学高校では家政系大学の付属校だったので、調理や栄養に関する授業比率が高かったんですよね。そのため飲食関係の進路は選択肢のひとつとして興味があり、人を喜ばせる素晴らしい仕事だと気になっていました。

一度は別の分野に進みましたが、「だれかの笑顔のために働く仕事をしたい」という気持ちは一貫して持ち続けていました。高校卒業から数年経過していましたが、いつか本格的に学んでみたいと思っていた料理の勉強に挑戦することに決めました。

専門学校に服部を選んだ理由は何ですか?

1年間で料理もお菓子も基礎からしっかり学べて、資格も取れるカリキュラムがもっとも大きな理由です。さまざまな専門学校の中でも服部は施設や講師の先生方が充実しているイメージがあったので、短期間でも集中して学べると思いました。
また、先に友達が通っていたのでその安心感や、自宅からのアクセスの良さもポイントでした。

調理師本科の雰囲気はどうでしたか?

私のクラスには高校から進学する方の他にも、定年退職後の方、大学卒業された方、社会人を経験してから入学された方などさまざまな経歴の方がいらっしゃったので、高校卒業から数年たった私でもまったく違和感なく溶け込むことができました。
高校を出たばかりの若い世代からはやる気や向上心を、ご年配の方からは幅広い見識を聞かせていただき、どの年齢層からも良い刺激をいただきました。
料理を通じて今までお会いしたことのないような方との接点ができ、交流を深めて楽しく過ごせた充実した1年間でした。

服部での思い出や印象に残った授業について聞かせてください。

同じ志をもつクラスメイトとの時間が何よりの思い出です。夏休みにレンタルキッチンを借りてみんなで食材を持ち寄って集まり、料理を披露し合ったり練習したりしたのは懐かしいですね。
授業はどれも大変有意義でしたが、特に印象に残っているのはマスターコースです。
私は西洋・製菓・ワイン・フードサイエンスの4コースを受講しました。すごく忙しかったですが、本当に楽しかったです。社会人になった今でももう一度受けたいと思うほど充実した授業でした。
マスターコースの授業では実際に現場の第一線のシェフたちが講師として来てくださいます。ベテランシェフの授業で感動したのは言うまでもありませんが、自分と年齢のあまり変わらない若いシェフの方たちの素晴らしい授業でモチベーションが上がりました。

さまざまな就職先の中でオリエンタルランドを志望した理由は?

もともとパークが好きだったんですよね。パーク内のレストランで出てくるキャラクターの魅力のつまったストーリー性のあるメニューを見るたびにワクワクしていました。
ゲストとして訪問するたびに、自分だったらこんなふうなメニューを作りたいなとアイディアが浮かんでいました。

就職活動で大変だったこと、努力したことは何ですか?

就職活動時点では、料理について学び始めたばかりで、調理技術、知識ともに未熟な状態でした。アイディアややりたい料理を表現するにはどうしたら良いか、当社の選考のなかで多くのことを学びましたし、その過程で先生方が親身になってアドバイスをくださったことが本当に心強かったです。

就職活動についてキャリアセンター(就職サポート)は活用しましたか?

はい。就職活動を何から始めてよいのかがわかっていなかったのでキャリアセンターに相談に出向いたところ、企業分析・自己分析のやり方を教わり、就職に向けての具体的な活動が始まりました。また、相談窓口に来ている多くの学生の真剣な様子を見て、「私もがんばらなきゃ」と気が引き締まりました。
導いてくださる先生方、就職に向けてがんばる仲間たち。服部の多くの方から支えられて就職することができたことに感謝しています。

現在の仕事内容を教えてください。

入社4年目ですが、現在はパークの飲食施設の時間帯責任者を目指して経験を積んでいるところです。ここでは、毎日何千、何万食と出るメニューが、どの日でもどの時間帯でも同じクオリティでご提供されることが最重要。そのため時間帯責任者には、料理のことだけでなく、そこで働くキャストの労務管理や売上管理を含む総合的なマネジメント能力が求められます。

今まさにトレーナーの指導のもと、実際に店舗で多くのキャストと働きながら、責任者になるため様々な経験を積ませてもらっています。
成果を実感する業務としては、新メニューの開発ですね。調理経験が浅いキャストが作っても同一の味や見た目になる工程を考えたり、パーク内の食材を無駄なく使い切るためのメニュー開発や、パーク内のレストランでのメニュー開発などにも携わることができました。

職務範囲がとても広い責任ある仕事ですが、ゲストに喜びと感動をお届けするために自分が成長しなければと、使命感をもって取り組んでいます。

今後の目標や夢についてお聞かせください。

まずはパークの飲食施設の時間帯責任者としてデビューすることが目標ですね。一緒に働く仲間に、職場に来ることが楽しいと思ってもらえるような環境を作っていきたいです。
その上で、自分が携わったメニューを通してより多くのゲストに幸せな思い出を作ってもらいたいと願っています。

これから料理を志す学生に対してメッセージをお願いします。

当たり前ですが、すべてのお仕事にやりがいはそれぞれあると思います。
その中でも、私は飲食関係のお仕事の大きなやりがいの一つに、食体験を通し人に幸せな思い出を提供できることが挙げられると考えています。
ご自身の好きや美味しいといったポジティブな気持ちを大切に、学生時代を楽しんでいただきたいです。
その中で、もしわからないことや乗り越えなければならないことが出てきたときは、遠慮なく先生方を頼ってください。服部の先生方は、やる気のある生徒にはとことん力を貸してくださいます。がんばってください!

オリエンタルランドで活躍する卒業生

パークのエグゼクティブシェフも服部学園の卒業生です。

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