卒業生の声 安永 紀也さん
Graduate's Voice
調理師になりたい!パティシエになりたい!
やっぱりその思い、あきらめなくて正解でした。
フランス料理HANZOYA
安永 紀也さん
調理師科卒(1997年3月)
横浜らしさにこだわり、地元や国産の食材を使っていて、ウェディングの会場としても注目の的。近くにはケーキ屋さんやパン屋の姉妹店も持つ、フランス料理レストランHANZOYA。今回はそこで活躍する安永さんを訪ね、学生時代のことや仕事への思いを聞きました。
幼い頃に夢見ていたより素敵な現在かも
幼稚園の頃、製菓の先生である叔母さんと一緒にお菓子を作るのが大好きで、お菓子屋さんに憧れていた。 そんな安永さんも、高校後いったんは違う仕事に就いたものの「やっぱりやりたいことを!」と、思い直して服部に 入学した。
服部を選んだのは、確かな伝統と信頼から。もちろんネームバリューも魅力だった。「誰でも知っている学校を出て いるって強いじゃないですか」。実際、在学していても「服部の業界とのパイプの太さ、校長先生の力はすごいなと実感 させられた」と言う。また、製菓製パンだけでなく和・洋・中も学べて調理師の資格が取れるという点にも惹かれた。「料理の知識や技術は、より魅力あるお菓子づくりにつながりますからね」。
毎日熱心に教えてくれる先生のもと、同じ夢をもつ仲間と過ごした時間は楽しかった。学園祭でつい皆とハメを外して怒られて、謝りにいったことなども今ではよい思い出になっているとういう。
HANZOYAとの出会いは、ホテルやレストラン数件を経験した後のこと。見込まれて姉妹店のケーキ屋さん 「ラ・ピエスモンテ」にオープニングスタッフとして入り、同店の全体をまとめるチーフの役割を任されている。
披露宴もあるHANZOYAでは「大きなウェディングケーキも手がけられるのが魅力。しかもオーダーメイドなので、それぞれのお客様の思いをカタチにしてさしあげることもできて、最高にやりがいがあります」と言う。
幼い頃からの夢を捨てないで本当によかったと、心から思える今があるようだ。